発表会は試合。

昨日は真冬のような冷え込みでしたが、今日はとても暖かくて過ごしやすいですね

卒業式が終わり、在校生も終業式があったようで元気に遊んでいる声がよく聞こえてきます。

学校がお休みの時はどこかにお出かけしたりお花見に行ったり、コロナの感染対策をしつつ、

皆さん楽しめる季節がやってきたと思います。

私は先週3回目のワクチン接種をして、やはり次の日に微熱が出ました

単なる微熱…ではなくものすごく怠くて、腕も割と広範囲に痛んで、とても億劫でした

かかりつけの先生に言われた通りレッスンをお休みにして良かったです。

レッスンが無いからあれもこれもしよう…と考えてたのですが、家事をするので精いっぱいで、少し横になったらすぐ寝てしまっていて、起きたら大分スッキリしてました。


さて、タイトルの発表会についてです。

私の教室では年に1回、秋におさらい会・発表会を主催で開催しています。

発表会に出演するって大変なことだな~と思われるかもしれませんが、

スポーツでいうところの「試合」とすごく似ているなと私は思っています。

何月何日に試合があるから、それまでにこの練習メニューをして、何か月前にはこれが出来るように

と、全く同じプロセスを音楽(ピアノ)でやっていきます。

対戦チームのクセを研究したり…はないのですが、それを楽譜相手にやっていきます。

本番当日が近づいてくるとプレッシャーと戦ったり、メンタルのコントロールも非常に大切です。

仮に本番が中止になったとしても、目標があると無いのでは全然違います。


昨年は、おさらい会(練習試合)を思い切って開催しました。

幸い、私の地域は感染者ゼロの日が続いていたので、気持ちに余裕をもって本番にのぞめました。

おさらい会に出演した生徒さんは、皆さん格段にレベルアップされています。

本番の曲(通常のレッスンより少し上のレベル)を弾けたというのも勿論すごいことですが、

お客さんを前にしての立ち振る舞いや、静かに他の生徒さんの演奏を聴くことも勉強になるし、

プレッシャーに負けず最後まで演奏すること、もうすべてが身になってるなあと、

そばで見てひしひしと感じます。

また、発表会が終わってしばらくしてから(数か月後)、またさらに成長される生徒さんがすごく

多いのにも驚かされます。もう20年近く教えてますが、毎年実感しています。

残念ながら、コロナの影響で参加されなかった生徒さんは本当に仕方のないことですが、こういった成長はゼロですので、感染症が流行してなければなあと悔やまれます。

やはり発表会という名の試合は、大変ですがそれだけ大きく成長する機会なんだなと思います。

スポーツでも毎日のトレーニングだけで実力を上げるのはなかなか難しいですよね。

本番を経験して初めて見える景色、初めて知る事・気付かされる事、たくさんあります。

私もたくさんの本番を経験してきました。

数多くの失敗をして、またそれを乗り越えて数少ないですが普段の演奏より上手く弾けたこともあります。(そういう時は特別に先生から連絡が来ます

早く上手になりたい、後から来た生徒さんに追いこされたくない、可愛いドレスを着てみたい!

(それでもOKです)という人は、是非、発表会に参加して頂きたいなと思います。






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