ここ最近、小さいお子様のレッスンについてお問い合わせを頂いています。
幼児期(4歳~6歳)は、それぞれのお子様の性格や成長など大きく違いがありますので、
その子に合ったレッスンの形をよく観察し、提供してあげなければいけません。
またこの時期のお子さまは、保護者の方の付き添いが必須となってきます。
個人の教室では限られたスペースでレッスンしていますので、講師が楽譜を選んだりレッスンノートを書いているちょっとした隙に、教室の備品をオモチャにして遊んだり、椅子の上に立って飛び降りたりと、危ない!と思うことが時にはあります。
保護者の方のサポートがあって、安心してレッスンを進めることが出来るのが現状です。
個人宅のレッスンでは、やはり10~15分程度、静かに椅子に座ってテキストを一緒に読んだり、色塗りをしたり、指を動かしたり、という時間が必要になってきます。
具体的には、
鉛筆を握れて右手と左手が区別が出来たり、12345の数字が判別できると、テキストの問題が非常にスムーズに進みますし、生徒さん自身もとても楽しそうに取り組んでいます。
(お子様それぞれの成長段階があるので、何歳を目安ということはありません。)
特に熱量の多いお子さまは、気分が高揚して走り回ったりしてしまう場合もあります。
しかし、小学校に入学してしばらくすると、みんなきちんと椅子に座ってリズムや音符を読む勉強が出来るようになりますので、そういった個人差は無くなってきます。
私は個人のピアノ講師ですが、同年代のお友達と広い教室で身体を動かしてリズムをうったりアンサンブルをしたり、グループでのレッスンから始めてみるのもいいなと思います。
それぞれの教室の良いところがありますので、お子さまの性格や成長に合った教室選びをして、生活の中に自然と音楽を取り入れていってほしいなと思っています。