お手紙

先日、4年程前に少しの間だけ私の教室に習いに来ていた生徒さんからお手紙を頂きました。
その子は初めてピアノを習う生徒さんだったので、音符の読み方からがんばって、数か月後の発表会にも参加してくれました。
引越し先でもピアノを続けていて、今ではエリーゼのためにを練習しているそうです。
ピアノが大好きでもこれからも弾いていきたい…と書いてありました。
この言葉ほど嬉しいことはありません。
ピアノを教えていて良かったなあ…と心から思いました。
それから短い期間であっても私のことを覚えていてくれて、報告のお手紙をくれた気持ちにもすごく嬉しかったです。

この生徒さんはピアノをコツコツと練習して、今年で習い始めて4年目になると思います。
だいたい最初の3年は「憧れの曲」はすぐに弾けず辛抱の期間になります。
親御さんの協力が必須の期間になります((+_+))
(才能やセンスのある子は例外です。)
4年目あたりから自分の弾きたい曲や、自分の気持ちがしっかり固まってきて、真面目に練習していて丸5年経てば、周りから「ああ上手になったね~!」と言われるまで成長しています。(今までの経験です。)

特に目立ったセンスが無くてもずっとがんばり続けていれば上手になれるし、
その子個人の良いところというのは必ずあるので、そこを伸ばしていって手助けしてあげたい一心でレッスンしています。
(がんばり続けたり努力できるのも、家庭環境も含めその子の才能だと思います。)
ただ、憧れが無くなったり、どうしても練習が嫌になってしまったらそこで終わりです。
習い続ける限りは上手になりますが、辞めると上達がストップしてしまうのがお稽古事全般の共通項だと思います。
私はお習字を4歳から中学生まで、約10年程習ったのでそこそこ字は上手くかけます。
今でも習っていて良かったなぁと思うし、良い先生だったのでたまに思い出したりもします。
少しの間だけでも生徒さんの手助けが出来て良かったし、大切な子供さんの人生に関わらせて頂いているお仕事なので、さらに気を引き締めてレッスンに臨んでいこうという気持ちになりました。
お返事はもう届いているかな~と思います。これからもがんばって欲しいです♪



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