正しい姿勢で弾く

みなさんはピアノに向かって練習する時に、正しい姿勢で座れているでしょうか?

まず、椅子に座ったら下記画像のように浅く腰をかけましょう。

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深く腰をかけて演奏するピアニストの方もいらっしゃいますが、
まずは基本の姿勢で、しっかりとお腹で身体を支えられるように訓練します。

それから、鍵盤と身体が近すぎないように適度な間隔を開けて、椅子を前後に調整します。
両手で握りこぶしを作って真っすぐ腕を伸ばし、ピアノの蓋に当たるぐらいがちょうどの場所です。

背が伸びて腕も長くなっているのに、習い始めの小さい頃と同じ位置で座っていることはないですか?
また、お腹の筋肉が緩んで後ろに逃げてしまっていて、お尻の後方に体重が乗っていないでしょうか?
そういった場合は、床につま先だけしかついていないことが多いです。
(こういった姿勢のお子様がここ3~4年で増えています。)

ペダルを踏むまでは、両足の足裏をしっかり踏み台につけてきちんと踏ん張って弾く練習をします。
両足はピッタリ引っ付けると踏ん張れないので、股に両手の握りこぶしを2個入れてその分だけ開きます。
上記の訓練をした後、背が高くなって踏み台が要らなくなったら左足を後ろ・右足を前に置くようにします。

後ろ体重で座ってかかとを上げる姿勢はとても楽ですが、必然的に手のフォームも崩れてしまい、練習しても上達しません。
ピアノを練習する時以外でも姿勢を正しておくことはプラスになりますので、保護者の方には普段からお子様の姿勢に注視して頂ければ、結果上達が早くなります。




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